眼瞼下垂症とは「まぶたが十分に上がらない状態」を意味します。
先天性、後天性眼瞼下垂があり、後天性は加齢やコンタクトレンズの長期着用、頻繁にまぶたをこすることなどによって、まぶたを挙げる眼瞼挙筋腱膜が薄く緩んで伸びてしまうことで起こります。また、皮膚のたるみにより眼瞼下垂の症状があらわれることもあります(偽性眼瞼下垂症)。
眼瞼下垂症の症状
- まぶたが重い、上がらない。黒目が上まぶたに隠れてしまう。
- 目を開くときに、まゆ毛を一緒に上げてしまう。
- 額に深いしわができている。
- 頭痛、肩こりがひどい。夕方になるとひどくなる。
- 上まぶたがくぼんできた。
- 二重の幅が広がってきた。
治療法
治療の流れ
- ① カウンセリング
- 治療部位の状態を診察し、皮膚の切除量を決めます。
- ② 洗顔
- メイクや皮脂などを十分に落とします。
- ③ デザイン、麻酔
- 切開部位をマーキングし、局所麻酔をします。
- ④ 手術
- 皮膚を切開し、挙筋腱膜を引き出し、瞼板に固定します。皮膚を丁寧に縫合します。
- ⑤ 冷却
- まぶたを20分ほど冷却します。
- ⑥ 治療後
- 軟膏を塗布しお帰りいただきます。
施術時間 |
60~90分 |
ダウンタイム |
治療後は腫れ、あざが出ますが、2-4週間くらいで改善します。 |
カウンセリング 当日の治療 |
不可。術前に血液検査が必要となります。 |
麻酔 |
局所麻酔 |
メイク |
1週後より可能 |
洗顔 |
翌日より可能 |
入浴 |
当日より可能(短時間) |
手術費用(保険適応)
両目 |
約49,500円(税込) |
片目 |
約25,300円(税込) |
注意事項
- 施術後軟膏処置を行ってください。
- 感染、左右差、違和感などが出現することがあります。
- コンタクトレンズは術後2週間は控えていただきます。